2024.08.14

福岡市南区のリノベーション事情&施工事例

福岡市南区について

福岡市南区は、福岡市の南東部に位置する地域です。面積は約30.98km²で、区域の大半が住宅地を占めています。人口は270,937人(推計人口、2024年7月1日)で、西鉄平尾駅、高宮駅、大橋駅、井尻駅があり、閑静な戸建て住宅や大規模な集合住宅が広がる、ファミリー層に人気のベッドタウン的な地域となっています。

南区の中心施設として、区役所や南市民センターなどの行政施設が設置されています。区役所は南区の行政の中心的な役割を担っており、地域住民の生活に密着した行政サービスを提供しています。一方、南市民センターは地域の交流拠点として、様々な地域活動やイベントが行われる場所となっています。

また、南区内には複合体験型アウトドア施設ABURAYAMA FUKUOKA(アブラヤマ フクオカ)や、花畑園芸公園、桧原運動公園が立地しています。

教育面では、南区内に10校の公立小学校、5校の公立中学校、2校の公立高校が設置されており、地域の教育環境が整備されています。さらに、ごみの分別収集やリサイクル活動、緑地や公園の保全活動など、環境保全に関する取り組みも行われています。

以上のように、福岡市南区は閑静な住宅地が中心で、ファミリー層に人気の地域となっています。

福岡市南区の住宅事情

福岡市全体の住宅数は年々増加しており、平成25年時点で約85万4千戸(※1)に達しています。南区の空家率は9.9 %(※2)と、全国平均の14.9%(※2)と比べると若干低い水準にあります。また、弊社における福岡市南区のリノベーションは約8割がマンションリノベーション、約2割が戸建リノベーションとなっています。

福岡市南区のリノベーション施工事例

CODE STYLEで今までご依頼いただいてきた福岡市南区のリノベーションの施工事例の一部をご紹介します。

福岡市南区G様邸リノベーション

雰囲気だけが先行しない、隠れた工夫が潜む部屋

インダストリアルなパーツとシックな木材が織りなすダンディな空間。お酒を嗜むGさん(男性)にとってキッチンカウンターに象徴されるバーのような一角をつくることは想定プランのひとつでした。

腰上ほどの高さに設定した壁面のタイルも、よく見るとレンガ一枚一枚で異なる色味をランダムに配置し、モダンなムードを際立たせています。また、高さのある造作カウンターの天板は、タモ材の表面にブラウンオイルを重ねて塗装。リビング全体におよぶ濃い色味のウォルナットフローリングとの相性も良好です。

このリビング、キッチンには、その他「要素足し」として、四方の壁面に接する床の組み方(板の方向が異なる)を変えることで“縁取り”を設け、さり気ない装飾性に加えて、空間に奥行きをもたせる工夫を施しています。また、キッチン頭上に設けた段違いの天井板(吊り天井)をダークボルドー色で構成。コンクリートスラブ(躯体あらわし天井)部分における単なるアクセントではなく、その色味はあくまで空間全体と同調するものを選んでいます。

福岡市南区G様邸リノベーション

Renovation Data
物件名:福岡市南区G様邸マンションリノベーション
家族構成:二人
間取り:1LDK+S
面積:63㎡

福岡市南区I様邸リノベーション

家事動線を優先するスマートなリノベーション

緩やかな丘陵地がもたらす見晴らしのいい庭付きの立地。Iさん夫婦が購入した一軒家もそんな開放感あふれる場所にあります。

ご夫婦はバイク販売店に勤務する傍ら、音楽の趣味をもつご主人と会社員の奥様。効率的な家事動線の確保に加え、3歳の子どもを育てる親としての観点を重視したリノベーションは、日常生活の大半が一階で完結する使い勝手のいい間取りに凝縮されています。

その好例が、キッチンの位置。以前まで空間の隅、それも壁側に配置されていたキッチンの向きを変え、リビング側に移設。元のスペースをウォークインクローゼットにし、その場からバスルーム(脱衣所含む)までダイレクトにアクセスできるようにしました。

また「掃除のしやすさ」がテーマの根底にあることから、入り組んだ部屋は少なく、直線的な移動がかなう空間配置も特長です。かつて2部屋に分かれていたリビングも、それまでの和室を取り払い拡張。その分縦に伸びた空間には、あえて立ち上がり壁をつくり、リビング側の壁面にTVを掛けたり、壁と一体化する棚を造作。また、緑のクロスを張った壁裏の小空間をご主人所有のギターを飾るスペースに活用しました。

福岡市南区I様邸リノベーション

Renovation Data
物件名:福岡市南区I様邸戸建てリノベーション
家族構成:三人
間取り:4LDK → 3LDK+W.I.C
面積:115㎡

福岡市南区O様邸リノベーション

重要なのは、テンションが上がるかどうか

南区の閑静な住宅地に建つ輸入住宅。Oさん夫婦は子どもの誕生を機に同物件を購入しました。今回、家族団らんのスペースに加え、IT関連の仕事に従事するご主人と、出産後も在宅で仕事を担う奥様が、互いの仕事部屋を確保することを前提に、1階の大部分と2階の一部分にリノベーションを施しました。

家族全員で寛ぐリビングは、従来和室のあった6帖弱のスペースを取り込み面積を拡張。窓に向かってワイドに広がる空間をリビングダイニングとキッチンに変更しました。また、ここで着目したいのは空間上のメリハリ。

通常、キッチンとリビングは同じ床材で構成する施工例も少なくありませんが、Oさん夫婦はキッチンの床を2色のタイル仕様、リビングにはオーク材を採用するなど、明確に分けました。“外国のバー”を思わせるキッチンの白黒タイルに合わせ、カップボードも造作。加えてパントリーを設置した理由は、料理のしやすさ以上に「テンションが上がるかどうか」重要でした。

福岡市南区O様邸リノベーション

Renovation Data
物件名:福岡市南区O様邸戸建てリノベーション
家族構成:三人、猫
間取り:4LDK → 3LDK
面積:110㎡

福岡市南区K様邸リノベーション

区割りの工夫がもたらす驚異の収納力

旧間取りを一から見直し、和室とリビングを一体化することによって、従来以上に広いリビングダイニングを再構成。奥様たっての希望で設置したステンレス製のカウンター(シンク)から、リビングを一望できる視界を確保するため、キッチンの向きも大幅に変更しました。

玄関からリビングへと続く長い廊下。元は靴を脱ぐやいなや扉が迫る窮屈な間取りでしたが、その迫り出したリビングの一部を取り除いたことで、真っ直ぐ開放的な動線が生まれました。

衣装持ちかつキャンプを趣味にもつKさん一家にとって、今回のリノベーションにおける「収納力」は譲れないポイントでした。縦に延ばした廊下の左側にあたるトの字型の“ファミリークローク”がその象徴的スペースです。

服や道具を使用頻度で棲み分け、架けたり、置いたり、吊るしたりできるポールや可動式の棚などを効果的に造作しました。

福岡市南区K様邸リノベーション

Renovation Data
物件名:福岡市南区K様邸マンンションリノベーション
家族構成:三人、猫
間取り:3LDK → 2LDK+W.I.C
面積:70㎡

福岡市南区Y様邸マンションリノベーション

コミュニケーションの家

シンプルなモルタルの作業台が印象的なキッチン。親子でお菓子づくりなどができるよう、コンセントも設置されています。

リビングとアイアンの窓でつながるのは子ども部屋。

奥さまのご希望でもあったヘリンボーン貼りのフローリングを採用、壁は可愛くツートーンで。L字のアイアン窓は開閉式になっており、親子のコミュニケーションもスムーズになります。

アンティーク家具が映えるよう、白を基調にしたシンプルな内装を心掛けつつ、棚板には古材を使用したり、洗面所の鏡はアンティークミラーにしたりと、統一感を持たせました。

家族のコミュニケーションも楽しめるマンションリノベーションが完成しました。

福岡市南区Y様邸マンションリノベーション

Renovation Data
物件名:福岡市南区Y様邸マンションリノベーション
家族構成:ご夫婦、子ども2人
間取り:4LDK → 2LDK + W.I.C
面積:78㎡

以上、福岡市南区の住宅事情やリノベーション事例についてご紹介してきました。CODE STYLEでは、福岡市南区の暮らしに最適なマンション・戸建の物件探しからお手伝いしております。お気軽にご相談ください。

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