- RESTAURANT
つけ麺 ちどり
- 福岡市南区鶴田
- 2025年
15年続いたお店を、もう一度「今のかたち」へ
福岡でつけ麺店がまだ多くなかった頃から、地域に根ざして営業を続けてきた「つけ麺ちどり」様。
15周年という節目を迎えるにあたり、店名と内装を一新し、これからの時間に向けたリニューアルのご相談をいただきました。
長年通ってくださる常連の方の中には、ご高齢のお客様も多く、「ほっと落ち着ける場所であり続けたい」という想いが強く伝わってきたのが印象的でした。
このエリアには、昼から夜まで通しで利用できるお店が少なく、午後の少しゆったりした時間帯に立ち寄れる場所が少ないという地域性もあり、今後は“つけ麺屋”にとどまらず、カフェのような使われ方も視野に入れた空間づくりを目指しました。


老若男女が自然に落ち着ける「和洋折衷」の空間
デザインのテーマは、台湾カフェのような雰囲気と、長崎の街並みにも通じる和洋折衷の空気感。
中華格子や、大谷石を用いたカウンターまわりは、空間の印象を決めるポイントとして取り入れました。格子や柱は、古民家の木部のような落ち着いた色味で塗装し、素材の質感が自然に伝わるトーンにまとめています。「派手ではないけれど、居心地がいい」そんな空気感を目指した仕上がりです。



使い勝手から見直したレイアウト計画
以前の店舗は、4名掛けテーブルが中心で、4名以上での来店に対応しづらく、配膳動線にもやや無理がありました。今回のリニューアルでは、最大6名まで対応できるボックス席を設け、グループ利用にも対応しやすい構成へ。
限られた約13坪という面積の中で、滞在のしやすさと、スタッフの動きやすさのバランスを取りながら、無理のないレイアウトに整えています。




店名とロゴに込められた想い
「ちどり」という店名とロゴは、店主の奥様がデザインされたもの。鳥をモチーフにしたロゴは、暖簾やサインにも反映し、お店の“顔”として空間に溶け込ませました。
空間のデザインとグラフィックが自然につながることで、新しく生まれ変わったお店でありながら、これまで積み重ねてきた時間も感じられるような佇まいを目指しています。
- 物件名
- つけ麺 ちどり
- 業種
- つけ麺店
- 所在地
- 福岡市南区鶴田2-22-8
- 完成時期
- 2025年
- URL
- https://www.instagram.com/tsukemen_chidori/






