由布高原に佇む、大人のためのリゾートハウス

九州・由布高原ゴルフクラブの敷地内。
雄大な山並みを臨むその別荘地に、大人のためのリゾートハウスが完成しました。
オーナーが求めたのは、「日常から切り離された、静けさと余白」。
玄関からリビングへと続く視線の先には、由布岳の大パノラマが広がります。
リビングの大きな窓を開ければ、澄んだ空気と山の稜線、そして薪のはぜる音。
自然と共鳴しながら過ごす、贅沢な時間がここにあります。

好みを重ねた、オーセンティックなアメリカンテイスト

内装は“アメリカン”をテーマにしながらも、落ち着きと温もりを軸に設計。
素材はシンプルに、家具や暖炉といった要素に重心を置くことで「引き算の美学」を体現しています。
空間は、セージグレーとホワイトによるツートーンの壁で構成され、無垢材の床が温もりを添えています。
そこにディスプレイスタイリングによって選ばれたソファや照明が配置され、
別荘地らしい特別感のある空間に仕上がっています。
景色を遮らず、暮らしに溶け込む間接照明の配置など、
住まう人の“過ごし方”に寄り添った細やかな設計がなされています。

リビングから暖炉、そして奥行きある時間へ

大画面のTVは設置しつつも、「結局見ない時間のほうが多い」と語るオーナー。
代わりに、暖炉の薪の音や、窓の向こうで揺れる木々の影が、この家の娯楽です。
室内から屋外へ、季節や時間に応じて居場所を移しながら、
その場その場で“ちょうどよい”心地よさを感じられるように、空間は緻密に構成されています。
玄関からの視線誘導、ダイニングの天井高、開口部の高さまで計算し尽くされた構成が、
この家を単なる“別荘”ではなく、“人生の質を高める場”へと昇華させています。
さらに今回の計画ではテラスを増築し、由布岳を望むアウトドアバスを設置。自然と一体になりながら、自宅で露天風呂を楽しむという贅沢が加わりました。

海を望む、素材にこだわる高感度リノベーション

中部地方にお住まいのご夫婦が、将来の二人暮らしを見据えて選んだのは、
自然豊かな糸島・志摩エリアに佇む築21年の中古戸建。
ご友人から紹介されたこの住まいは、広さ134㎡を超えるゆとりのある平屋ベースで、
何よりも、海と隣り合うロケーションが決め手でした。

3度目となる家づくりでは、ご夫婦それぞれの「好き」を大切にしながら、
丁寧に暮らしを整えるようなリノベーションが進められました。

海外の空気感 × やわらかな空間

ご主人は海外のホテルライクな雰囲気、
奥様はやわらかく明るい空間が好み。
その異なるテイストをすり合わせるために、
塗り壁の色味や床材の質感、カウンターの素材まで、
すべてサンプルを取り寄せながら慎重に選定。

玄関ホールやキッチンに施したイエローのモールテックスは、
空間にさりげない遊び心とオリジナリティを添えています。
Rを描くカウンター、真鍮の見切り、扉の納まり……
細かなディテールは、ご主人と何度もやり取りを重ねながら完成させました。

海と自然、家が一体となったデザイン

この家の象徴となるのが、海とのつながりを軸に設計された住まい方です。
リビングの窓を開ければ、糸島の海と水平線がそのまま広がり、
波の音、木々の葉ずれ、トンビの鳴き声が、暮らしの中に静かに流れ込んできます。

さらに、ウッドデッキやバルコニーからも海景が望めるため、
その視線に合わせて家具や照明を配置。
“風景と暮らしを隔てない”という設計思想が、
この家全体をゆるやかに貫いています。

置かれていたソファ、コーヒーマシン、照明器具なども、
ご夫妻が一つひとつ選び抜いた愛用品。
家具づくりが趣味のご主人は、本物の木材や素材感に強いこだわりを持ち、
フェイク素材を避け、質感の確かなものだけを選ばれました。

暮らしを整える、小さなディテール

今回のリノベーションでは、見えない部分の“使いづらさ”にも手を入れています。
たとえば小屋裏収納へのアクセスが、急勾配のはしごで昇り降りする仕様だったため、
和室の押し入れを利用して、階段に置き換え。
暮らしの中の「ちょっとした不便」を、静かに整える工夫が随所にちりばめられています。

ライフスタイルにもフィットする機能性

日々の生活では、筋トレのために懸垂バーを設置したり、
サーフィンを楽しまれたりと、アクティブな一面も持つご主人。
その暮らしにフィットするよう、機能性を確保しながらも、
素材や造作にまでこだわったデザインで仕上げられた住まいです。

完成を迎えて

遠方からの家づくりということもあり、ご不安もあったかと思いますが、
打ち合わせから施工、引き渡しまで大きな問題もなくスムーズに進行。
「とても満足しています」とのお言葉をいただき、
私たちにとっても心に残るプロジェクトとなりました。

区切らない間取りを楽しむ、ホテルライクな住まい

新しい生活を始めるため、飯塚市のマンションの一室をご購入されたK様。築18年、86平米、4LDKと広さはあったものの、K様が求めたのはホテルライクな非日常感のある住まいでした。

担当者と打ち合わせを重ね、理想の間取りやライフスタイルをヒアリングしながら、プランを組み立てていきました。最終的に決まった間取りは、ワークスペース、LDK、ベッドルームが一続きになった広い空間とホテルのようなサニタリールーム、大容量のウォークインクローゼットの3つの空間で構成されています。

徹底的にホテルライクな間取りが心地よい新居

リビング・ダイニング・キッチン・ベッドルームを1つの空間に配置したダイナミックな間取りはまさにホテルライク。キングサイズのベッドのベースはモールテックスで造作。タイル張りのカウンターキッチンは料理をするにも十分なスペースを確保。ハイチェアを置けば、バーカウンターのような使い方も可能です。

また、キッチン上部にはロールスクリーンが設置してあり、ベッドでくつろぎながらプロジェクターで投影した映画などを楽しめるようになっています。音響にもこだわっており、天井には埋め込み型のスピーカー、キッチン横の柱下部には、ウーハーが仕込んであります。配線などを隠しつつ本格的なホームシアター化ができるのも、リノベーションの醍醐味の1つです。

ウッドを使わない、という選択

ホテルライクな印象に一役買っているのが、全面タイル張り。住まいであれば、LDKでは無垢フローリングを使うことが多いのですが、K様邸では60x40cmの大判のタイルを全面に使用し、生活感ゼロな雰囲気を作り出しています。

トイレと一体になったサニタリールームは、ブラックカラーの洗面台と石調タイルを合わせ、モノトーンな空間に。大容量のウォークインクローゼットにはサイザルを使っています。

エントランス横のアイアンのパーテーションで区切られたお部屋は、ワークスペースとして使用されるとのことで、本をたくさんお持ちのK様のために、壁一面のモールテックス本棚+収納を造作。壁で区切らない間取りにしているため、バルコニー側からの彩光がワークスペースまで届き、明るさを確保しています。

お引渡し後、「思っていた以上の仕上がりで、とても暮らしやすいです。」との嬉しいお言葉をいただいたK様邸リノベーションプロジェクト。数多く手掛けてきたリノベーションの中でも、もっともホテルライクなプランニングにご満足いただけて嬉しい限りです。

TRADITIONAL DESIGN RE:WORK

2023年にリニューアルしたCODE STYLEのリノベーションモデルルーム。

オフィス移転に伴い、オフィスとして使っていた部屋と、元々モデルルームとして使っていた部屋をフルリノベーション。2LDKの間取りを想定したモデルルームとなっています。

アメリカやヨーロッパなどのトラディショナルな海外建築やインテリアの意匠をミックスして、CODE STYLEなりに今を切り取ったデザインをコンセプトにプランニング。エントランスを入るとオーク突板を使った板張り壁に、ウッドのブラケットライトが特徴的なホールは、活版印刷によるアートパネルがアクセントになっています。

右側には打ち合わせができる応接スペース。オリジナルのアイアンを使った室内窓や、カーペット、グレーの壁など、無骨な雰囲気の部屋に仕上がっています。

メインとなるLDKは、リノベーションをスタートした時から使っているモルタル薄塗り仕上げの表情ある壁と、定番の無垢オークフローリングを基調とした空間に、ミッドセンチュリーを思わせるシルバーのハンドルが特徴的なドアや、下り天井のあるキッチン、トーンを揃えた水回りのタイルのセレクトなど、ディテールにこだわった空間です。

モデルルーム内覧のご予約

吹き抜けと回遊動線、どこまでも開放的な家

吹き抜けと回遊動線、どこまでも開放的な家

手狭で不便だった賃貸マンション

ご夫婦とお子さまの3人家族で賃貸マンションに住まわれていたI様。子どもが成長するにつれ、リビングやダイニングをはじめ、手狭さが気になってきていたとのこと。また、キッチンとランドリーのつながりの悪さが気になっており、家事動線がスムーズとはいえない状況でした。さらに、インダストリアルなテイストがお好きということで、デザイン性においても満足はしていない、という状況でした。

InstagramでCODE STYLEのことを見ていただいたというI様。当初は、注文住宅(CODE HOUSE)でご相談いただいていましたが、物件との出会いもあり、戸建てリノベーションでのプランニングとなりました。

吹き抜けと回遊動線、どこまでも開放的な家

回遊動線の実現で解決した家族の新生活

リビングにおける最大のテーマは「開放感」。既存の間取りが吹き抜けとなっていたため、高さの開放感は解決していましたが、さらに広さを取れるような機能性を、エントランスから続く土間を使って工夫しました。

リビングの3枚引き戸を開くと、シームレスに繋がった土間が出現。親戚やお友達が遊びにきた時は、このスペース分リビングを拡張できるので、大人数でもくつろげる空間です。また、この土間は大容量の収納にもなっています。

水回りの動線課題に関しては、キッチン、洗面所、パントリーまでつながる回遊動線を確保することで、ストレスなくスムーズに家事をこなすことができます。また、キッチンは奥様こだわりのグラフテクトのキッチンを導入。機能にこだわりつつ、キッチンのデザインに合うような素材使いのデザインを心がけました。

また、2階の吹き抜け部分には、読書や勉強、仕事ができるファミリーデスクを設置。将来的に二人目のお子さまが生まれたときのために、子ども部屋も2部屋確保しています。

全員が快適に暮らせるリノベーション空間

お子さまが走り回れる広いリビング、ソファでは旦那さまがくつろぎ、キッチンでは快適に料理している奥さま。開放感のある吹き抜けの天井にはシーリングファン回っています。

設計の工夫と物件の特性により、手狭さが解消され生活の中心となる大空間が生まれたことで、家族一人ひとりがストレスなく過ごせるようになりました。

仕事と生活がシームレスにつながる部屋

立地と間取りで決めたマンション購入

お子さまも大きくなってきて、そろそろ家を買いたいと考えていた時に、福岡市西区姪浜で気に入った物件と出会い購入されたM様ご家族。ライフスタイルに合った家にするために、リノベーションは必須と考えられていました。

Web検索でCODE STYLEのホームページをご覧になり、テイストも気に入っていただいたとのことで、ご相談に来られました。ご主人のお仕事でワークスペースが必要、古くなっている水回りは新品にしたい、といったご希望をヒアリングしつつ、ご予算内に収まるようにプランニングさせていただきました。

予算内に収めつつ、望みを叶えたプラン

基本的な間取りは現状のままで問題ないとのことで、間取り大幅に変更しないことで予算をカットしつつ、古い和室はLDKとシームレスにつながるワークスペースに。家でお仕事をする機会も多いご主人が仕事と生活を行き来しやすくし、なおかつ、LDKに開放感を持たせるように部屋は区切らず、さらにデザインも取り入れるという一石三鳥な役割として、リビングとワークスペースの間にはアイアンのサッシを設置しました。

他にも、本好きなM様の読書趣味を反映した書籍のための収納スペースをホールに確保。キッチン・洗面所・お風呂などの水回りも一新し、建具枠は既存のものを利用しつつ、建具も全て新しいデザインに統一。ご予算に全て収めた上でのフルリノベーションが実現しました。

家族にとっての心地よい暮らしを実現したリノベーション

リノベーションが完了した自宅は、仕事と家族、どちらも大事にしたいM様の考えが反映されたリビング、会話が生まれるオープンな対面キッチンを中心にレイアウトされた、心地よい家に。築22年のマンションが新たに生まれ変わり、M様ご家族の新しい生活が始まりました。

住んだのち、フルリノベ

福岡市城南区O様邸マンションリノベーション

占有面積77㎡の2LDKが部屋の配置を大胆に変更することで、広々としたリビングを有する新空間へと生まれ変わりました。DIYを日常的な趣味とするOさん夫妻は、かつて部屋を区切ったパーティションも、ダイニングやリビングにまたがるフローリングも、はたまた寛ぎのためのソファまで、あらゆるものを“自作”してきました。いわば愛着のある“カスタムルーム”を今回思い切ってリノベーションするにいたった背景には、約5年の居住生活におけるお子さんの誕生や成長にともなう家族構成の変化でした。

正方形の間取り中央を貫くキッチンの向きをバルコニー側に変更し、その奥側全面をダイニング・リビングへと仕立てた今回のリノベーション。部屋の印象を決定づける床材はパーケット仕様を選択。ただし、この居間には“雰囲気づくり”のみに終始しない機能性やOさん夫妻ならではの創作性が潜んでいます。その一つに、キッチンの向き変更で生まれた対面キッチンカウンター壁を活用したテーブル&造作棚(コンセント付)があります。ある時はお子さんの学習机として、またある時は書き物やPCでの簡易作業など多目的なシーンをイメージしました。また、リビング最奥の壁面幅に添うように設けたモルタル製TVボードも、部屋の風景に美しく溶け込んでいます。いわゆる「部屋に合わせて家具を選ぶ」という常套手段を選ばず、「生活様式の勝手に合わせて造作する」という発想には、Oさん夫婦のライフスタイルが垣間見えます。

また、ご夫婦の自発的なアイデアは、リビングやキッチンにとどまりません。寝室の壁側に設けた棚板のみで構成する収納スペースは、“隠すことが美”とされがちな昨今の様式概念を優に飛び越えたスタイルとも言えます。とりわけ突出した素材を使わなくとも、この部屋がすでにOさん夫婦の生活動線に馴染んでいるように感じられるのは、この家での居住歴とDIYを重ねきたご夫婦だけの“勘”が働いている点も大きなプラス要因のひとつです。

まるでホテル?素材の対比がもたらすモダンムード

福岡市中央区N様邸マンションリノベーション

Nさん夫妻が購入した築40年のマンションは、福岡市中央区のなだらかな丘陵地にあります。独特の地形も手伝い、2面ルーフバルコニーからは開放的な眺望とともに、室内に向けて爽やかな外光が燦々と差し込んできます。今回のリノベーションは、その恵まれた立地環境に加え、第一子の誕生を見越し(竣工時には誕生)、幾度となく調整を図りながら進行しました。

いわゆるインダストリアルデザインを好むご主人とナチュラルテイストを望む奥様のイメージをともに実現するために工夫したのは、所々の「アクセント(=主張)」です。また、子育てに励みながらも、折節に友人や客人を招待したいという夫婦のライフスタイルを踏まえ、生活感を出さないための素材選びや間取りにも配慮しました。靴箱さえ見当たらないエントランスもその一つ。リビングへのアプローチを促す壁の“裏”に隠れた動線(と収納スペース)を設けることで入口の印象は極めてシンプルに。拡幅した通路の壁に設えたアイアンの間接照明がアトリエのような雰囲気を生み出します。一方、期待が募るリビングは、美しいパーケットフローリングを敷き詰めた一大空間が広がっています。とはいえ、要所に配置するキッチンカウンターや家具により、地続きのフロアがきちんと空間機能を果たしている点も見逃せません。物理上外せない支柱を隠すために設けた壁もディスプレイ枠を造作し、入口から続くモダンな空気感を維持。

また何より目につくのが、ガラスを組み込んだRを描くアイアンフレームです。これはリビングと寝室を結ぶ境界線。加えて中には特注の鉄格子があり、ウォークインクローゼットを確保。ともすれば無機質さが先行するアイアンも、フローリングの色味との対比や形状そのものを工夫するだけで、これほどの洗練を感じられるという好例。客人のもてなしはもとより、“視界良好”の暮らし、そして子育てに臨むご夫婦にとってこの上ない空間が実現しました。

在りし日の面影が宿るモダンな回廊

春日市F邸戸建リノベーション

かつて両親が暮らした瓦葺き2階建ての家屋が、新たな内装へと生まれ変わりました。場所は福岡県春日市。第一種低層住居専用地域に建つ家とあり、建て替えやリフォームをおこなうにも様々な制約があるなか、両親からこの家を譲り受けた娘のFさん(夫・子2人)はフルリノベーションを決意しました。

一家の「食」を支えるキッチンを起点に、ダイニング・リビングへと続く家族団らんのための“一大スペース”はおよそ20帖。メインフロアにこれほどの広さを確保しながらも、収納棚付きのパントリーや階段下収納など、区画を賢く利用した点に加え、アプローチを挟んだ奥の部屋は壁面部を有効活用しウォークインクローゼットを設置しました。また、旧家の面影を残すインナーバルコニーは、かつて縁側として機能した場所。居室と戸外をつなぐ“回廊”(通路幅約150センチ!)としての役目はそのままに、床をタイルで構成したことで極めてモダンな雰囲気が生まれました。一方、光を取り込む大きな木枠のガラス扉を、往時の姿のまま残した点にもFさんの旧家への想いと粋なセンスが見え隠れします。

さらに、インナーバルコニー天井から下げたコの字型アイアンポールを使えば“回廊”はたちまち物干しスペースとしても機能。動線や機能面を重視した間取りによって使い勝手が増した家。各部の色や素材といったデザイン部分はコードスタイルの施工実例集をもとに進めたFさん。例えばドレッシングルームに設けた白タイル構成の洗面化粧台は「WORKS #61」がベースとなって実現しています。あらゆる生活スペースに戸建てならではの“ゆとり”を感じさせる大空間。愛する2人のお子さんの成長もさることながら、これからFさんは新たな時を刻み始めた家を、ご両親の想いとともに大切に育んでいきます。

素材マッチングの“教科書”のような部屋

佐賀県鳥栖市H様邸リノベーション

フルリノベーションといえば、大胆な間取りの変更や各部屋で建材(天井材、床材、壁材など)を意のままに使うなど“わがままな”選択ができる魅力があります。一方で、計画上では完璧だ!と思った素材の取り合わせが、いざ完成という段階で妙に違和感が生じて…。そんな想定外のリスクは、意外と少なくありません。

今回、Hさん夫婦が創り上げた93㎡の空間には、素材同士の美しいマッチングと整ったデザインが共存しています。まずはフローリング。もっとも広さを占めるリビングゾーンに特徴的な寄せ木仕様の床材。また、直接アクセスするキッチンは床を一段上げステージ状とし、グレーのタイルを採用。高さ違いによる両空間の視覚的な境界が生まれたことで、床の色調は系統を合わせて統一感を引き出せます。キッチン壁面に配したヴィンテージタイル(白)は、統一感だけを是としないHさん夫婦の上級テクニック。一方、ドレッシングルームのフロアタイルと造作棚(壁)の程よいコントラストも秀逸です。アシンメトリーなストライプ状のタイルがアクセントとなり、他のシンプルな設備とも調和しました。

また、寝室はベッドサイズに合わせ、ピンクベージュ×マットグリーンの2トーンで壁面と天井を構成。一連の空間をとおして感じられるホテルライクな素材選びや配色。夫婦生活にあって物を極力抱え込まない(持たない)ライフスタイルを大切にするというHさん。平米数からすると、パントリーや収納スペースが複数あっても不思議ではありませんが、あえて設けないセンスこそ、すべての部屋に余白を感じられる理由かもしれません。

スケールの大きなフルリノベーションにこそ注意したい素材や色選び。Hさん夫婦宅の実例から、あなたはどんな「組み合わせ」を選びますか?

雰囲気だけが先行しない、隠れた工夫が潜む部屋

福岡市南区G様邸リノベーション

インダストリアルなパーツとシックな木材が織りなすダンディな空間。お酒を嗜むGさん(男性)にとってキッチンカウンターに象徴されるバーのような一角をつくることは想定プランのひとつでした。

腰上ほどの高さに設定した壁面のタイルも、よく見るとレンガ一枚一枚で異なる色味をランダムに配置し、モダンなムードを際立たせています。また、高さのある造作カウンターの天板は、タモ材の表面にブラウンオイルを重ねて塗装。リビング全体におよぶ濃い色味のウォルナットフローリングとの相性も良好です。

このリビング、キッチンには、その他「要素足し」として、四方の壁面に接する床の組み方(板の方向が異なる)を変えることで“縁取り”を設け、さり気ない装飾性に加えて、空間に奥行きをもたせる工夫を施しています。また、キッチン頭上に設けた段違いの天井板(吊り天井)をダークボルドー色で構成。コンクリートスラブ(躯体あらわし天井)部分における単なるアクセントではなく、その色味はあくまで空間全体と同調するものを選んでいます。

限られるリビングスペースにおいて、最大限の開放感を得るためには、天井や壁、そして床に、それぞれ「高さ」、「色味」、「つくり」に配慮する。その重要性を、Gさんの空間から学ぶことができます。

今回は、コードスタイルが従来手がける様ざまな施工実例をもとに、黒タイルで構成するドレッシングルームや衣類収納の造作も実現。「アイアン×ウッド」による定番のヴィンテージ様式を、施主さんが掲げる世界観と居住イメージにそって調整した本施工。コードスタイルの原点ともいえるスタイルが完成しました。

書棚と借景が“一体化”する創造空間

福岡市中央区S様邸リノベーション

大学図書館の司書としてお勤めのSさん(女性)が、終の住処として選んだ約18坪の空間には、いたるところにご本人の人生観が凝縮されています。

とりわけリビングのつくりはその象徴です。以前まで和室だった角の小部屋を現在のダイニングとひと続きにし、広さを確保。同時にリビング窓側の壁面をつかった本棚を造作しました。長年にわたり図書の仕事に携わってきたとあり、文庫小説や児童書の他、アート、インテリア関連書籍も数多く所有するSさん。ひとたび家に帰ってもなお「本」はご自身の生活において、もはや欠かすことのできない存在です。

また、棚の造作にあたっては、部屋の改装にも勝る熱量でコードスタイルの設計担当者がご本人の本の配置イメージに合わせた幅や高さ、奥行きを設定。さらに、壁の窓、そこから望む緑の景色を生かした大胆な形状もシンボリックな仕上りに。窓枠を囲う本が、まるでアートフレームの役割を果たしているような空間は、静かにページをめくる愛おしいひとときのために、Sさんたっての希望から実現しました。

また、いずれ健康や体力の衰えとともに心配が募る部屋間の移動を容易に行えるよう、幅にゆとりをもたせた通路づくりやフラットな区画(バリアフリー)はじめ、スイッチ、キッチン台、ドアハンドル、鏡などのすべてを、低位置に設計した点も、将来を見据えたSさんの思いがこもっています。

「極力ミニマルに」。シンプルという捉え方とも異なるオーダーとなった今回のプロジェクト。明かりも装飾も無駄なものは省き、一連の生活動作が美しく完結する動線づくりを中心に、普段の施工で滅多に使用しない再生材の利用などにより、空間(質感)と所有物の善きギャップが生まれました。それはもちろん“Sさん文庫(=本棚)”にも表れています。

すべての空間に妥協なし。快適性をデザインで体現

直方市T様邸リノベーション

建設会社を営むお父様が建てたつくりのいい一軒家。娘であるAさんは、自身の結婚を機にこの家を譲り受けることになりました。

従来、自分が住み続けてきた実家にどう手を加えていくか。また、お酒や洋服、車など多趣味なご主人の意見も踏まえリノベーションに着手しました。

今回のケースの場合、土地代を要しない分、大胆な間取りの変更やデザインの追加が可能とあり、夫婦それぞれの好みをバランスよく配分できることは大きなポイントでした。とはいえ、空間全体の雰囲気に影響する床や壁は色数を最小限にし、素材感のまとまりを重要視。

一方、共働きのライフスタイルに合わせ、家事も効率的に回せるよう、隅の壁側にあったキッチンはリビング側に向きを変え、パントリーを備える広々としたスペースを確保。洗面室やトイレなどの水回りも同じく面積を拡張しました。

開放感もさることながら、T様邸らしさを引き立てる最大の魅力は、床材やタイルづかいの豊富さです。とりわけ床材はリビングに敷き詰めたデザイン性の高いヘリンボーンに加え、ゲストスペースにと設けた一階洋室にはヘキサゴンパーケットを採用。薄いトーンの緑の壁とも絶妙な相性を感じます。

さらに、キッチンや洗面所、トイレで異なるタイルの他、元々コードスタイルのインダストリアルな施工が好みだったご主人の要望によって、リビング一角の共有デスクゾーンは壁面をレンガでアレンジ。エントランスのシューズボックスや2階に設けたウォークインクローゼットを含め、互いの生活品や趣味道具を美しく整頓できるオリジナルの造作物の新設も夫婦の妥協なきこだわりといえます。

昨今、家で過ごす時間の重要性が高まるだけに、T邸には「自分にとって快適な空間とは何か」を見つめ直すヒントが隠れています。

家事動線を優先するスマートなリノベーション

福岡市南区I様邸リノベーション

緩やかな丘陵地がもたらす見晴らしのいい庭付きの立地。Iさん夫婦が購入した一軒家もそんな開放感あふれる場所にあります。

ご夫婦はバイク販売店に勤務する傍ら、音楽の趣味をもつご主人と会社員の奥様。効率的な家事動線の確保に加え、3歳の子どもを育てる親としての観点を重視したリノベーションは、日常生活の大半が一階で完結する使い勝手のいい間取りに凝縮されています。

その好例が、キッチンの位置。以前まで空間の隅、それも壁側に配置されていたキッチンの向きを変え、リビング側に移設。元のスペースをウォークインクローゼットにし、その場からバスルーム(脱衣所含む)までダイレクトにアクセスできるようにしました。

また「掃除のしやすさ」がテーマの根底にあることから、入り組んだ部屋は少なく、直線的な移動がかなう空間配置も特長です。かつて2部屋に分かれていたリビングも、それまでの和室を取り払い拡張。その分縦に伸びた空間には、あえて立ち上がり壁をつくり、リビング側の壁面にTVを掛けたり、壁と一体化する棚を造作。また、緑のクロスを張った壁裏の小空間をご主人所有のギターを飾るスペースに活用しました。

デザインが先行しがちなリノベーションにおいて、機能を優先する夫婦の工夫は他にも。2階建て特有の階段下にはキッズスペースを設け、キッチンから子どもの様子がうかがえます。さらに、親類の訪問にも対処できる大部屋を2階に確保。子どもの成長に合わせ、ゆくゆくは子ども部屋として利用する可能性を残しました。元からあった階段にオイル塗装を施したり、珪藻土と壁紙を使い分けたりとスマートに予算を抑える工夫も参考にしたい実例です。

突出したデザインや色味を用いずとも生まれるパーソナルな空間。新居での生活は一カ月。広い庭に注ぎ込む風を、作り替えたでテラスで味わう初めての夏も一家の密かな楽しみです。

重要なのは、テンションが上がるかどうか

福岡市南区O様邸リノベーション

南区の閑静な住宅地に建つ輸入住宅。Oさん夫婦は子どもの誕生を機に同物件を購入しました。今回、家族団らんのスペースに加え、IT関連の仕事に従事するご主人と、出産後も在宅で仕事を担う奥様が、互いの仕事部屋を確保することを前提に、1階の大部分と2階の一部分にリノベーションを施しました。

家族全員で寛ぐリビングは、従来和室のあった6帖弱のスペースを取り込み面積を拡張。窓に向かってワイドに広がる空間をリビングダイニングとキッチンに変更しました。また、ここで着目したいのは空間上のメリハリ。

通常、キッチンとリビングは同じ床材で構成する施工例も少なくありませんが、Oさん夫婦はキッチンの床を2色のタイル仕様、リビングにはオーク材を採用するなど、明確に分けました。“外国のバー”を思わせるキッチンの白黒タイルに合わせ、カップボードも造作。加えてパントリーを設置した理由は、料理のしやすさ以上に「テンションが上がるかどうか」重要でした。

一方、リビング全体の雰囲気を決定づけるグレイッシュな緑の壁はコードスタイルが工事現場に用意したカラーサンプルを比較し決定。さらに、壁掛けテレビを設置するために、テレビ面上部は壁をふかし、あえてさがり天井を作った部分にアクセントとなる古材を貼り合わせ。この“隠れ素材”は1階トイレの壁にも採用するほど、夫婦の“テンション”を刺激する要素です。

同じく素材という点では、インディゴ染めを施したデニム風フロアタイルのドッレシングルーム(洗面・脱衣所)も大胆な印象に。外観から1階そして2階。塗装のみでシンプルに仕上げた箇所もあれば、将来の家族構成を見越し、大幅に手を加えなかった2階の部屋など、作り替えの可能性を残したスマートなリノベーション事例としても、Oさん邸には多くのヒントがあります。

区割りの工夫がもたらす驚異の収納力

福岡市南区K様邸リノベーション

玄関からリビングへと続く長い廊下。元は靴を脱ぐやいなや扉が迫る窮屈な間取りでしたが、その迫り出したリビングの一部を取り除いたことで、真っ直ぐ開放的な動線が生まれました。

衣装持ちかつキャンプを趣味にもつKさん一家にとって、今回のリノベーションにおける「収納力」は譲れないポイントでした。縦に延ばした廊下の左側にあたるトの字型の“ファミリークローク”がその象徴的スペースです。

服や道具を使用頻度で棲み分け、架けたり、置いたり、吊るしたりできるポールや可動式の棚などを効果的に造作しました。また、この10帖はあろうかという収納空間により、他の部屋がこぢんまりしたかというとそうではありません。

旧間取りを一から見直し、和室とリビングを一体化することによって、従来以上に広いリビングダイニングを再構成。奥様たっての希望で設置したステンレス製のカウンター(シンク)から、リビングを一望できる視界を確保するため、キッチンの向きも大幅に変更しました。

一方、建具や部位の素材と配色は互いの調和をテーマに、壁は淡グレーのカラー珪藻土、床にはオーク材を採用し、ほぼモノトーンの色調でフィニッシュ。リビングに燦々と自然光が注ぐ風景を目の当たりにすると、空間に色を使いすぎないことによるプラス効果を感じとれます。

他方、Kさん夫婦のこだわりは脱衣・洗面スペースにも。旧来とほぼ変わらない面積とはいえ、隣り合う新設クロークの特殊な間取りで生じたデッドスペースにL字型の造作棚を設置。部分的にあしらったアイボリーのタイルにもさり気ないセンスが光ります。

家人の理想空間を合理的かつ大胆な「区割り」で実現した今回のフルリノベーション。家族の新しい生活は今年スタートを切ったばかりです。

“フルリノベ”の新たな基準がここに

福岡市中央区F様邸リノベーション

スノーボードに読書、料理、TVゲーム…。「多趣味」という言葉がしっくりくる夫婦の住空間は、どの一角を切り取っても妥協を感じさせません。エントランスを大幅に拡張し、長い付板で造作した収納棚を大胆に設えたのも、ボードに加え、何かと大きな種々の生活アイテムを美しく仕舞うための工夫です。また、存在感のあるスクエア型のブラックタイル(ヴィンテージ加工)もエントランスの開放感に一役買っています。

他方、メイン空間となるリビングはというと、家人のこだわりがいっそう詰まっています。縦に延びる空間と奥のダイニングまでの動線に呼応するかのように、フロア中央部(サイド)のキッチンを境に床板の“向き”を変えたのも特長です。まるで“く”の字を描いたようなフローリング構成は落ち着いた無垢のオークで統一。キッチンの立ち上がりに採用したマットなモルタルの質感とも抜群の相性です。夫婦は入口側につくったコンパクトなスペースにソファとTVを置き、読書やゲームに興じます。また、奥側のダイニングは珪藻土の壁を一段凹(くぼ)ませ、ブルーグレーを塗装。空間全体の調和をはかりながらも、シンプルな印象が突出せぬよう、部分色でメリハリをつけました。

インテリア照明を仕事にする男性(夫)の希望で実現したレールやペンダントの明かりもまた、穏やかな時間を2人にもたらします。広さを最大限に活用した自由な空間配置の魅力。フルリノベーションの新たな“基準”がこの家に隠れています。

人と猫の暮らしが調和する家

福岡市中央区N様邸リノベーション

開放的なリビングの壁から突き出る木製のステップ。モダンな飾り棚のようにも見えるその正体は、家人がこよなく愛する猫のための“アスレチック”です。今回のリノベーションにおいて一番大切にしたポイントは「間取り優先」。Nさん夫婦が、アクティブな日常を送るために選んだ立地は、車や自転車での移動もしやすい南区でした。

また、ウォークインクローゼットや土間、広々とした水回りスペースの確保など次々に溢れ出す空間イメージをかなえるために、90平米の部屋を選択。当初検討していた部屋の広さが70〜80平米ですから、大幅なスケール変更でした。一方、可動パーテーションを開け放ったリビングと直結するキッチンやフードカウンターも家人のこだわりのひとつ。時には「ゲストルーム」としてリビングを活用できるよう、食事やお酒を複数で楽しめるL字型のカウンターをオリジナルで設えました。

装飾性をとことん省き、素材の質感が際立つ空間構成もさることながら、部屋を仕切る扉の色を変えることで、全体メリハリが生まれている点にも着目したいところ。印象的なグレー&ネイビーの配色は現地で色合わせとともに塗装を行いました。扉のデザイン性を損なうことなく取り付けた猫用の扉も空間にすっきりと馴染んでいます。

「すっかり猫ものびのび暮らしてます」。引越しを終え、新生活を始めたNさん夫妻から届いた言葉には、愛猫との新生活への期待が滲んでいます。

その空間、一切の妥協なし

福岡市中央区S様邸リノベーション

圧巻ともいえる空間の余白とダイナミックな素材選び。施主であるSさん夫妻がコードスタイルに求めたのは「広さの感覚」と「素材を落とさない」の2点でした。また、ここがマンションの一室とは思えない理由の一つに、「最小限の間取り」が挙げられます。105平米のスペースはかつて小さな部屋がひしめき合う4LDKでした。

2LDK+書斎の室内構成によって生まれるストレスフリーな動線は、この家の特長を語る上で欠かせない要素の一つです。幅約110センチもある通路の延長には夫がゆっくり趣味に向き合える書斎をはじめ、衣装持ちの夫婦がシーン毎の服を選びやすいウォークインクローゼットを設置。また何より、メインスペース(ダイニング)の半分を占めるキッチンはアイランド型を採用。特殊モルタルのウォールテックス仕上げによるカウンターの質感がウォールナットの床と見事にマッチしました。

料理好きの夫婦にとって、キッチンは家族の豊かなコミュニケーションを図る最適な場所なのです。一方、施工のさなか誕生した子どものための部屋も、夫婦の思いが詰まっています。アイアン格子のガラス窓からは子どもの様子を見守れる他、子どもが種々の遊具で遊べる広さを確保。また、将来の成長に合わせてプライバシーを考慮したブラインドも追加しました。

また、子ども部屋の壁にも使用した印象的なタイルも、玄関や洗面室など所々に色や形を変えてアクセントをプラス。「素材を落とさない」という意思をそのまま投影したつくりは、天井を含む空間すべての壁を左官により仕上げた他、パーケット仕様のチーク材を吊ったダイニングの天井など、とことん細部にまで表れています。

ヴィンテージバイクと暮らす

福岡市中央区O様邸リノベーション

大人の暮らしを愉しむ、こだわりの家が完成!じっくりと作り上げるためスケルトンからフルリノベしたこちらのマンション。

リビングに飾ったヴィンテージのホンダ「モンキー」を眺めながら、お酒を飲む・・・

アンティークのティンパネルで雰囲気抜群のホームバーで、お酒を飲む・・・

モールディングが印象的なバックカウンターに並べたお酒を眺めながら、お酒を飲む・・・

とてもお酒が似合うお部屋です。

ドアや室内窓のガラスの種類も使い分け、スケルトンの天井にはアンティークのライトを吊り下げ、LDKのフリーリングは無垢オーク材を斜め貼り。

さらに、バスルームとトイレはホテル仕様。なんとトイレの床には、趣味で集めたミニカーコレクションを飾るスペースが!こういうの、男心をくすぐりますよね。

どこまでも非住宅的で、どこを切り取っても絵になる贅沢空間。男なら一度はこんな家に住んでみたい、そんなリノベーションマンションです。

ダイニングから笑顔があふれる家

福岡市東区N様邸リノベーション

ご夫婦ともに料理がお好きな5人家族のNさま。広いダイニングを中心に、家族が集まり笑顔があふれる家をコンセプトに設計いたしました。

ダイニングテーブル以外にも、食事を楽しむ場所として、対面キッチンにカウンターテーブルを造作。料理を作る手元は見えないようカウンターの高さを調節しています。

キッチンの隣には、家族誰でも使えるデスクを設置。デスク上には、読書好きなお子さまの本棚と、ご主人のお酒コレクションが並べられる棚を作りました。

LDKの床は無垢材、壁は珪藻土とモルタル調の塗り壁を使いつつ、リビング奥にはアクセントにレンガ壁を。また、アンティークの工業ランプを各所に使用しています。

糸島を快適に楽しむ家

糸島市F様邸リノベーション

糸島市の戸建をフルリノベーション。

オーナーさまのご意向で、高気密・高断熱にこだわり、外壁を全面交換。断熱材も入れ直し、サッシも一新しました。

ヴィンテージ感のあるフローリングやタイルを使用し、キッチンのステンレス作業台を設置したLDKは、ショールームの雰囲気を再現。

育ち盛りの子どもたちと、家族みんなで自然豊かな糸島を快適に楽しむ戸建リノベーション住宅が完成しました。

ネコと暮らす眺望の家

福岡市中央区T様邸マンションリノベーション

140平米のゆったりとした広さのマンション。

白を基調としたインテリアにヨーロッパのアンティーク家具が似合うLDKは、2面採光で明るく広々とした空間。

ネコと暮らすためにキャットドアやキャットステップ、眺望を楽しめるくつろぎのスペースもご用意しました。

間取りは3LDKで、広さを活かしたレイアウトを、というご希望に添い、収納力抜群のパントリー、ウォークスルークローゼット、書斎、家事室、シューズボックス、納戸などを生活動線に合わせて配置。また、床暖房やハイグレードな設備など、機能面も充実させました。

部屋ごとに少しずつ素材や色を変えつつも、統一感を持たせたこだわりの空間創りを実現。広々とした家で、ゆったりとした暮らしがスタートします。

ANTIQUE × MONOTONE × NATURAL

福岡市西区Y様邸マンションリノベーション

アンティーク家具がバランスよく配置されたリビング。大きな掃き出し窓からは、明るい陽が差し込みます。

インダストリアルとナチュラルという旦那様と奥様それぞれの好みを程よくミックスし、ドア類は濃いグレーで統一、キッチンや個室の壁は薄いグレーと色を変え、さらに場所によって壁の仕上げも変更。

モノトーンやコンクリートの無骨な質感と、ナチュラルな雰囲気のバランスを大事にしつつ、家具を主役にし、引き立たせるようなデザインを心がけました。

リビングの可動棚や、お手持ちの折りたたみ自転車が入るようにカスタマイズした玄関収納など、機能面にもこだわったリノベーションが完成しました。

LIGHTING ROOM

福岡市早良区O様邸リノベーション

リビングもキッチンも寝室も子供部屋も、全ての部屋に光が入るように設計された特別感溢れるリノベーション空間。

エントランスからパントリー 〜キッチンへの導線や、寝室と子供部屋を結ぶように配置されたウォークインクローゼットなど、部屋同士がつながりを持った贅沢な間取りを実現しました。

唯一外窓と面していないエントランスホールにも光が届くように、リビングとの間に、室内アイアンサッシをオリジナルで製作。モルタルの洗面台や、寝室のアクセントウォール、見せる収納のキッチンカウンターなど、随所にこだわりがあふれています。

文字通り「明るい」生活で日々を楽しめるリノベーション空間が完成しました。

ワンルーム・リノベーション

ワンルーム・リノベーション

1LDKのマンションを、フルリノベーション。

お客様のご希望で壁も天井もドアも白を基調にしながらも、モルタル仕上げの壁や黒いアイアンのパーテーション、むき出し配管のライトで、少しヴィンテージ感をプラス。

トイレ・バスルームはホテルのようなレイアウトに。

クロークも壁一面に作り、収納力も確保しました。

最上階インナーバルコニーの家

福岡市南区N様邸リノベーション

高台にあるマンション最上階のお部屋をリノベーション。

眺望を最大限に生かした広いリビング〜ダイニングをプランニングしました。

グリーンを楽しむためのタイル張りインナーバルコニーにはたくさんの光が差し込み、新しい生活を彩り豊かなものに。

エントランスや廊下には趣味の自転車や本が並び、住む人のライフスタイルが反映された空間に仕上がりました。

レンガ造りのホームシアター

福岡市西区Y様邸リノベーション

2階建ての戸建住宅をフルリノベーション。

コンクリートの質感がお好みということで、リビングやエントランスなど、随所に取り入れ、倉庫のような雰囲気を。

またリビングは、スクリーンを降ろせば、ホームシアターに!

リビングとダイニング間の壁は、防音効果を持たせるためにレンガを使用し、レンガ造りのようなホームシアターが完成しました。

オリジナル家具や照明、サインペインティングもポイントです。

無骨さと無機質さにこだわる

中央区O様邸リノベーション


家具を含めたインテリアまでトータルでコーディネート。

レンガ壁やコンクリートむき出しの天井、ドアやパーテーションには、特別に仕上げたオリジナルのアイアン製。無骨さと無機質さにこだわったインダストリアルな雰囲気の空間に仕上がりました。

エントランスを中心に、CODESTYLEならではのサインペインティングを施し、無骨な世界観をディティールまで表現したリノベーションハウスが完成しました。

WHITE ANTIQUE HOUSE

直方市H様邸リノベーション

こだわりのアンティーク家具を主役にした戸建リノベーション。

広いLDKに置かれた様々な家具や照明を一つに包み込む空間をプランニングしました。

まずはリノベーションするにあたり、基礎の土台を補強。その後、内装を進めていきました。

造作のキッチンと、その上に作った大きなアイアン窓も特徴的。古民家ならではの天井高や間取りを生かした作りに仕上がっています。

ヴィンテージマンション・リノベーション

ヴィンテージマンション・リノベーション

築年数の古いヴィンテージマンションの最上階を、広いリビング〜ダイニング〜キッチンを中心にリノベーション。

ヨーロッパのアパートメントをイメージしつつも、寝室はアメリカのモーテル的なテイストを取り入れ、調和させたデザインに。ドアや照明等もヴィンテージを感じるアイテムを製作・コーディネート。

リビング・ダイニングに沿うように作られた広いバルコニーには一部ウッドデッキを敷いたテラスにしています。

マンションの特性を生かしたプランニングで、居心地の良い空間が完成しました。

OUTDOOR at HOME

西伊敷戸建てモデルルーム

バーベキューコンロと手作りピザ窯があるウッドデッキ。リビングとの境界線に段差を無くすことで、贅沢なアウトドアライフを味わえる戸建てリノベーションです。

室内はパーケットフローリングの床材、チーク調の飾り棚など、ヴィンテージテイストの空間が魅力。大自然の中の別荘のように人が集まりたくなる、居心地の良い家に仕上がりました。

鹿児島の総合商社、南国殖産様のリノベーションモデルハウスのデザイン監修をさせて頂きました。

西伊敷戸建てモデルハウス

機能とデザインの両立

那珂川市Y様邸戸建てリノベーション

筑紫郡那珂川の静かな街にたたずむ一軒家のリノベーションプロジェクト。

リビングの壁一面を白いサブウェイタイルに。それとは対照的に、さわやかになりすぎないよう、ウォールナット無垢材のフローリングを採用。さらに家具はチーク無垢材を使い製作しました。

エントランスの壁をモルタルで仕上げているのも、インダストリアル感を演出するポイントです。

お庭の整備や駐車場の拡張など、機能面でも一新した家に仕上がりました。

Vintage & Classic

天保山マンションリノベーションモデルルーム

ボーダレスな奥行き感のあるヘリボーン・フローリングに、ヴィンテージな雰囲気のブリック&タイル。

コントラストの利いた落ち着きのある配色と素材感で構成。

鹿児島の総合商社、南国殖産様のリノベーションモデルルームのデザイン監修をさせて頂きました。

南国リノベーション-南国殖産

Bar Counter & Living

糟屋郡M様邸リノベーション

糟屋郡のM様邸戸建てをフルリノベーション。

「バーカウンターが欲しい」「リビングを広くてカッコいい空間にしたい」といった施主様のリクエストを叶えるデザインを実現しました。

グレイッシュなウッドを使ったバーカウンターの上には、アイアンを使ったインダストリアルなライト。バックカウンターのタイルの色使いにもこだわっています。

また、開放感を出すために壁と天井を白に。さらに、リビングに入った時の広さを演出するために、階段部分はあえてグレーを使いました。

宗像戸建フルリノベーション

宗像市O様邸リノベーション

宗像市にあるO様邸戸建て住宅をフルリノベーション。

間取りを大幅に変更し、庭沿いに配置されていた縁側は、一部をグリーンが映えるインナーバルコニーに。壁付だったキッチンも、タイル張りのカウンターキッチンへ。

さらに、ウォークインクローゼットやシューズクロークなど、収納面も充実。昭和の香り漂う引き戸の玄関も一新しました。

ご家族がいつまでも快適に住めるようデザインしたリノベーション空間に生まれ変わりました。

Cute+Vintage

Cute+Vintage

グリーンのタイルが目を惹くカウンターキッチン。

明るい陽が差込むダイニング。

リビングにはご主人愛用の「見せる」サーフィンボードラックと、ビンテージ感あふれるタイル壁。

アイアンの使い方やエイジング加工、タイルの張り方などで単純なかわいさだけではない、”ビンテージ感”や”インダストリアル感”をプラスしたデザインになっています。

STANDARD

STANDARD

タイル仕上げの長い廊下が特徴的なこちらのお宅。

家具にこだわるオーナーさんのために、極力シンプルな空間になるよう配慮しました。

無垢材やコンクリート風の壁等、素材感を活かした、CODESTYLEのスタンダード・リノベーションです。

Gray & Wood

Gray & Wood

作業場、オフィス、休憩スペース、セカンドハウス・・・

いろいろな目的で使用できるスペースを、趣味全開のテイストでリノベーション!

コンクリートむき出しの天井やキッチン廻り、建具、アンティーク家具、陶器、自転車、福岡県八女市星野村の杉床材。各所にオーナーさんのこだわりを感じさせる空間に仕上がりました。

120㎡ゆとりの家

120㎡ゆとりの家

5LDKのマンションを、ゆったり使える3LDKリノベーション。

すべての部屋に無垢オーク材フローリングを贅沢に使用。リビングにはこだわりの畳と掘りごたつを。その向こうには大きなルーフバルコニーが広がります。

仕事のためのワークスペースも用意。

ゆとりの空間での生活が始まります。

無垢材カウンターキッチンの家

無垢材カウンターキッチンの家

無垢オーク材が表面に施されたカウンターがこだわりを感じさせるキッチン。

広々としたリビングは、漆喰の壁、白いブリックタイルで面によって表情を変え、グレーに塗装した柱&梁をアクセントにしています。

個室の壁は少しカラフルにして、遊び心をのぞかせて。

これからここでどんな楽しい生活が始まるのでしょうか。

ホームカフェリノベーション

ホームカフェリノベーション

収納と、お食事の楽しみを両立させるつくりにこだわりました。

ポイントは無垢材で作った奥行きのあるL型カウンター。カフェやバーのように食事を楽しんだり、お酒を楽しむこともできます。

ベッドルームにはオリジナルのアイアンサッシ、ガラスはアンティーク風にすこしかわいく。

ドアの色をアクセントにして、家の中に統一感を持たせています。

施主様の家具とマッチしたやわらかなリノベーション空間になりました。

猫と暮らす家

猫と暮らす家

もともとは普通の3LDKのマンションでしたが、猫のためのドアや、無垢材のキャットウォークなど、家族の一員である猫と一緒に暮らす家にリノベーション。

エントランスにはS.I.C(シューズインクローク)、ウォークインと書斎にはオリジナルのアイアンサッシを使用。

キッチンにはアイアン製の吊り戸棚を作り付け、カフェやバーのような雰囲気に。

リビングにはこだわりのヘリンボーンのフローリングに、壁一面の本棚を作りました。

自然と調和するリノベーションハウス

自然と調和するリノベーションハウス

福岡市西区金武、自然あふれる閑静な町で陶芸窯とカフェをしていらっしゃるご家族の自宅をリノベーションさせていただきました。

物件はリノベを待っていたかのような築年数の古い木造2階建ての住宅。

ダイニングの天井を上げて、長年この家を支えて来た天然の木の梁を見せることにより、新築の家にはないリノベーションならではの開放感が。一家団欒の場所であるLDKがさらに心地よい空間になりました。外壁もきれいに貼り直し、サッシも変えて、見違えるような家に変わっています。

秘密の部屋とカスタムライフ

秘密の部屋とカスタムライフ

古い日本家屋の平屋を、天井が高く開放感あふれる住まいへリノベーション!

LDKは思い切りくつろぐ空間に。

天井の高さを生かして寝室は扉付のロフトに、寝室の下の部分は収納スペースにしました。

外観はネイビー色に生まれ変わり、ウッドの玄関ドアは、新しい家のワクワク感を膨らませてくれます。

糸島古民家リノベーション

糸島古民家リノベーション

戸建の古い民家のリノベーションをさせていただきました。

1Fは納屋、2Fもほとんど使われていない倉庫のような状態だった民家を住みよい空間に、老朽化していた外壁もきれいにしました。

天井を落とし、梁を見せた広々とした空間になりました。フローリングには無垢材を使用、家具類はアンティークを主に使ったシンプルながらも雰囲気の良い部屋になりました。

この家の歴史や和の趣を残しつつ、新たなテイストをミックスさせたリノベーション住宅です。

アンティーク・リノベーション

築年数の古いマンションを、天井スケルトンの広々とした ダイニングキッチンとリビングがある住宅にリノベーション。モルタル風の壁のアイランドキッチンと無垢材のフローリング・珪藻土の壁に、こだわりの家具やアイテムたちがマッチした居心地の良い空間です。

ドアなどの建具はアンティークの照明や家具などのインテリアとバランスが取れるように、オリジナルのエイジング加工を施したものを 使用。

またエントランスは自転車を停められるようにとのご希望で、収納を上部に造り付け、スペースを確保しました。