2024.06.28

福岡市中央区のリノベーション事情&施工事例

福岡市中央区について

福岡市中央区は、福岡市の中心部に位置し、政治・経済・文化の中心地として発展してきました。天神地区は九州随一の繁華街で、大型商業施設や企業の本社が集まっています。一方で、天神中央公園や警固公園など、緑が多く歴史的な風情も残る街並みがあり、バランスの取れた魅力的な地区です。天神エリアの他にも、六本松エリア、大濠公園エリア、赤坂エリア、唐人町エリア、薬院エリアなど、人気の居住エリアがさまざまあります。主な観光スポットには、福岡城跡の舞鶴公園、鴻臚館跡展示館、福岡ドームなどがあります。

福岡市中央区の住宅事情

福岡市全体の住宅数は年々増加しており、平成25年時点で約85万4千戸(※1)に達しています。中央区の空家率は11.6 %(※2)と、全国平均の14.9%(※2)と比べると若干低い水準にあります。また、弊社における中央区のリノベーションは9割がマンションリノベーションとなっています。

※出典1:https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/30913/1/04sankousiryou_01.pdf
※出典2:https://sumaity.com/town/ranking/fukuoka/vacant_house/?page=2

福岡市中央区のリノベーション施工事例

CODE STYLEで今までご依頼いただいてきた福岡市中央区のリノベーションの施工事例の一部をご紹介します。

無機質と温かみが共存する、ヴィンテージな住まい

福岡市中央区の再開発で賑わう街に、新たな住まいを手に入れたN様ご家族。築年数も浅めのマンションの1室でしたが、理想の住まいにリノベーションしたい、とのことでお電話からご相談いただきました。

インテリアにもこだわりを持つN様の理想の家となるよう、丁寧にヒアリングし、寄り添いながらプランを練っていきました。

「既製品の均一感のある仕上がり」よりも、職人の手仕事で仕上げられた、クラフト感のある不均一な仕上がりがお好きだというN様。既製品によって仕上げられていた既存の内装を一新するためのプランとして、エントランスからLDKまでの壁はすべてモルタルの左官壁に。さらに、キッチンカウンターの収納扉や洗面カウンターをモールテックス仕上げとすることで不均一感のあるヴィンテージな雰囲気を各所で感じられるようにしました。キッチンの設備自体は既存のものを使用し、コストを抑えています。また、各部屋をつなぐドアの色もモノトーンで仕上げ、家全体の配色を合わせています。

大きな間取り変更はないものの、「大きいソファを置けるリビング」とのご希望があり、お好みの家具を置いたときのイメージを図面や現地で打合せを重ねながら、ご家族が過ごしていて心地良い空間となるよう心がけました。

Renovation Data
物件名:福岡市中央区N様邸マンションリノベーション
家族構成:ご夫婦、子供2人
間取り:3LDK
面積:92㎡

福岡市中央区F様邸リノベーション

“フルリノベ”の新たな基準がここに

スノーボードに読書、料理、TVゲーム…。「多趣味」という言葉がしっくりくる夫婦の住空間。メイン空間となるリビングは、家人のこだわりがいっそう詰まっています。縦に延びる空間と奥のダイニングまでの動線に呼応するかのように、フロア中央部(サイド)のキッチンを境に床板の“向き”を変えたのも特長です。

入口側につくったコンパクトなスペースにソファとTVを置き、読書やゲームに興じます。また、奥側のダイニングは珪藻土の壁を一段凹(くぼ)ませ、ブルーグレーを塗装。空間全体の調和をはかりながらも、シンプルな印象が突出せぬよう、部分色でメリハリをつけました。

福岡市中央区F様邸リノベーション

Renovation Data
名称:福岡市中央区F様邸マンションリノベーション
平米数:62㎡
間取り:3DK → 1LDK

福岡市中央区S様邸リノベーション

書棚と借景が“一体化”する創造空間

大学図書館の司書としてお勤めのSさんが、終の住処として選んだ約18坪の空間には、いたるところにご本人の人生観が凝縮されています。とりわけリビングのつくりはその象徴です。以前まで和室だった角の小部屋を現在のダイニングとひと続きにし、広さを確保。同時にリビング窓側の壁面をつかった本棚を造作しました。長年にわたり図書の仕事に携わってきたとあり、文庫小説や児童書の他、アート、インテリア関連書籍も数多く所有するSさん。ひとたび家に帰ってもなお「本」はご自身の生活において、もはや欠かすことのできない存在です。

福岡市中央区S様邸リノベーション

Renovation Data
名称:福岡市中央区S様邸マンションリノベーション
平米数:66㎡
間取り:3LDK → 2LDK

福岡市中央区N様邸マンションリノベーション

まるでホテル?素材の対比がもたらすモダンムード

Nさん夫妻が購入した築40年のマンションは、福岡市中央区のなだらかな丘陵地にあります。独特の地形も手伝い、2面ルーフバルコニーからは開放的な眺望とともに、室内に向けて爽やかな外光が燦々と差し込んできます。今回のリノベーションは、その恵まれた立地環境に加え、第一子の誕生を見越し(竣工時には誕生)、幾度となく調整を図りながら進行しました。

いわゆるインダストリアルデザインを好むご主人とナチュラルテイストを望む奥様のイメージをともに実現するために工夫したのは、所々の「アクセント(=主張)」です。また、子育てに励みながらも、折節に友人や客人を招待したいという夫婦のライフスタイルを踏まえ、生活感を出さないための素材選びや間取りにも配慮しました。

福岡市中央区N様邸マンションリノベーション

Renovation Data
名称:福岡市中央区N様邸マンションリノベーション
平米数:100㎡
間取り:4LDK → 2LDK

福岡市中央区I様邸リノベーション

リビングを起点とするスマートな動線

占有面積56.3㎡の1LDKをいかに機能的に使うか。ダイニングスペースを兼ねるリビングをワークルームとしても使えるようにした背景には、互いをパートナーとして認め合い、それぞれのライフスタイルを尊重し合う男女の思いがありました。

空間の約半分を占めるダイニングは食事が摂れるスペースを最小限に、余った壁側の面にオーク材の天板を設置。左右に長いカウンターとあって、家で仕事をしたいという家人の要望をカバーしました。また、造作した可動式の棚は女性側の希望で実現。時間帯によって“化粧台”としても機能するフレキシビリティが自慢です。

「落ちつきあるカッコいい雰囲気」のテーマに基づき、無垢材とモルタルでシンプルに構成したリビング&ダイニング。とはいえ、“遊び心”も大切にしています。それがキッチン前にあえて設置した目隠し用の壁です。普段の生活でキッチンに立つ時間の少ない2人にとって、寛ぎのリビングとキッチンが隣合わせる間取りは懸念の一つでした。さらにその壁は、単なる間仕切りではなく、気分によって入れ替えを楽しめるマガジンラック仕様に。雑誌が入る枠内にのみ施したグレイッシュピンクの挿し色は空間のアクセントに繋がりました。

福岡市中央区I様邸リノベーション

Renovation Data
名称:福岡市中央区I様邸マンションリノベーション
平米数:56.3㎡
間取り:1LDK

以上、福岡市中央区の住宅事情やリノベーション事例についてご紹介してきました。CODE STYLEでは、福岡市中央区の暮らしに最適なマンション・戸建の物件探しからお手伝いしております。お気軽にご相談ください。

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