旅する喫茶うきは

築100年、古き良き白壁の建築

うきは市の中心部の筑後吉井地区、土蔵造りをはじめとする白壁の町並みが美しい「白壁通り」に「旅する喫茶うきは」様が完成。

東京・高円寺にある喫茶店「旅する喫茶」様の新しい店舗として、「喫茶」と「宿」を提供するお店です。

大正ロマンの雰囲気がそのまま保存された築100年の建物を、古き良きものを継承したい思いから、既存の良いところを最大限活かした空間づくりをしたい、ということでご相談をいただきました。

再生と調和、雰囲気はそのままに

物件が築100年ということを考えると、重要伝統的建造物群保存地区として指定されていることもあり、かなり綺麗に保存された状態でしたが、宿泊施設として使用するには床や建具など様々な箇所の修正が必要でした。

「既存の古さを最大限活かしたい」というオーナー様の具体的なご希望があり、まずはそういった部分の修正をきっちりと行い、新規で制作する建具も既存のものとデザインを合わせたものをご提案。古き良き建物を宿として使えるように再生させ、この世界観と調和するように工事を進めて行きました。

大正ロマン×宿と喫茶×サウナ

大正ロマンの雰囲気あふれる外観や内装に加え、さらにこだわりの設備をプラス。それが大きな浴槽のお風呂とサウナでした。うきはの地下水を汲み上げた柔らかい水質のお風呂と4人まで同時に入れるサウナでゆったりとリラックスできます。

緑を眺めながら縁側でくつろいだり、旅する喫茶様特製のクリームソーダやカレーを食べたり、、、。歴史や情緒を感じながら非日常感を味わえる、白壁の宿と喫茶が完成しました。