無機質と温かみが共存する、ヴィンテージな住まい
- 福岡市中央区N様邸マンションリノベーション
- 92㎡
- 3LDK
雰囲気やテイストを大事にしたい
福岡市中央区の再開発で賑わう街に、新たな住まいを手に入れたN様ご家族。築年数も浅めのマンションの1室でしたが、理想の住まいにリノベーションしたい、とのことでお電話からご相談いただきました。
インテリアにもこだわりを持つN様の理想の家となるよう、丁寧にヒアリングし、寄り添いながらプランを練っていきました。
モノトーンでインダストリアルな非日常感のある住まいに
「既製品の均一感のある仕上がり」よりも、職人の手仕事で仕上げられた、クラフト感のある不均一な仕上がりがお好きだというN様。既製品によって仕上げられていた既存の内装を一新するためのプランとして、エントランスからLDKまでの壁はすべてモルタルの左官壁に。さらに、キッチンカウンターの収納扉や洗面カウンターをモールテックス仕上げとすることで不均一感のあるヴィンテージな雰囲気を各所で感じられるようにしました。キッチンの設備自体は既存のものを使用し、コストを抑えています。また、各部屋をつなぐドアの色もモノトーンで仕上げ、家全体の配色を合わせています。
大きな間取り変更はないものの、「大きいソファを置けるリビング」とのご希望があり、お好みの家具を置いたときのイメージを図面や現地で打合せを重ねながら、ご家族が過ごしていて心地良い空間となるよう心がけました。
大きなソファでくつろぐ家族の空間
既存の和室をなくすことで大きなLDK空間が実現し、そこには家族全員がくつろげる大きなL字のソファ。モルタルとコンクリートの無機質な壁と天井に、無垢材のフローリングやN様のアンティーク家具やインダストリアルな照明が調和しています。
収納力のあるカウンターキッチン、ダイニング、ソファのあるリビングスペースがゆとりある配置で、LDKのどこに居ても心地よい。そんな空間ができ上がりました。
エントランスは既存の収納の見た目を変え、そこへアンティークランプやアメリカンスタイルのスイッチ類を配置することで、モルタル壁と馴染んでいます。また、トイレの壁をツートーンにしたり、子供部屋は壁をブルーにしたり、遊び心のある仕上がりに。
「イメージ通りの仕上がりです。」とN様ご家族にもご満足いただけたリノベーション事例です。
- 物件名
- 福岡市中央区N様邸マンションリノベーション
- 家族構成
- ご夫婦、子供2人
- 間取り
- 3LDK
- 面積
- 92㎡