CODE STYLE

2018.07.04

HOW TO 住宅 Vol.1 ~床材・フローリング編~

『家造りをしよう!!でも何から始めていいのか分からない??』
そんなご質問を受けることがあります。

コードスタイルでは、お客様とのお打ち合わせの中で、大きなテーマをまずお伺いする事から始めます。

「アンティークが似合う部屋に住みたい!!」「グリーンが似合う部屋に住みたい!!」
「無骨で味わいある家に住みたい」様々なイメージをお客様との打ち合わせの中からお伺いして、
具体的なお打ち合わせを進めて行きます。

ーフローリングの選び方(リビング・WOOD編)VOL.1ー

さてこれから具体的に各セクションの素材選びに入りますが、ご自身で考える際は
「どこから考えていいか分からない??」という感覚になると思います。
そこでまず初めにおススメしたいのがフローリングの素材選びです。
フローリングは空間の占める割合が大きく、その空間の印象に大きく作用します。

そしてさらに場所を絞って家族で長い時間を過ごすリビング!!
このリビングからフローリングを考えて見る事がイメージを付けやすい足がかりとなります!!

ーWOODのフローリングから考えてみるー

コードスタイルでよくお客様にご提案させて頂いている床材は
「WOOD(木)」「tile(タイル)」「concrete(コンクリート)」の3種類。
今回はその中でもリビングで一番多く使用している「WOOD」に焦点を当ててフローリングの選び方を見て行きたいと思います。

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【NO1. 素材で選ぶ】

床材で先ず選ぶのは複合材か無垢材か。
「複合材」は繊維方向を平行にして、長さ、幅、厚さ方向に集成接着した材の事。一方の「無垢材」は、一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出し、木本来の質感、風合いという木材の魅力を存分に引き出してくれる自然素材です。

コードスタイルで良く使用しているのは「無垢材」。
天然の材質なので、割れやひびなども入りやすいですが、経年変化による風合いや居心地の良さや自然素材のもつ圧倒的な安心感や安らぎを得られます。

【NO.2 肌ざわり・印象で選ぶ】

針葉樹をソフトウッド、広葉樹をハードウッドと言うように、針葉樹は軽くて柔らかく、広葉樹は重くて硬いといわれています。これは木が含んでいる空気の量に関係しています。

硬い床材は耐久性が高く、柔らかいものは踏み心地が良くて疲れにくいという特徴があります。
パインや杉のような針葉樹はやわらかいので、家事や立ち仕事が疲れにくくなります。ローズウッドやウォールナットのような広葉樹は重く硬く強度があり、キズが付きにくく収縮が比較的少なく、また高級感が出ます。

針葉樹か広葉樹か・・・。この特徴を知っているだけでフローリングを選ぶ際に幅が広がります。

ウォールナット参考例:RENOVATION WORKS 52

【NO3 カラーで選ぶ】

樹種によって色はさまざまです。天然の木は、明るめの色から濃い目の色まで着色しなくても幅広い色味のバリエーションを持っています。また着色や塗料等の仕上げによっても変わるため、実際にご自身で確認する事が重要になります。コードスタイルでは無塗装品を使用し、家具などに合わせて好みの色に塗装をしていきます。自然な風合いを引き出す「ナチュラル」系や軽すぎず重すぎない、とてもバランスが取れた「ブラウン」系などをご用意しています。

リノベーション参考例(家具と合わせる):RENOVATION WORKS 51

【NO4 貼り方で選ぶ】

貼り方によって印象はガラリと変わります。基本的には長さの違う材を貼り合わせる「乱貼り」を価格帯などからもおススメしていますが、他にも「斜め貼り」「ヘリンボーン貼り」「フレンチヘリンボーン貼り」などバリエーションを変えることで様々なデザインを楽しむことが出来ます。

乱貼り参考例:RENOVATION WORKS 54

ヘリンボーン参考例:RENOVATION WORKS 59

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フローリング選びは空間の雰囲気づくりには欠かせない作業となります。これから長く住む住居ですので、最初に納得いく形で材のセレクトをして理想の住居に近づけて行って下さい。

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