OWNER INTERVIEW 08築37年のマンションの一室。
思い描いた「大人の隠れ家」は、
ある時「クラフト教室」に変化する

リノベーション施工事例65
物件名
O様邸リノベーション
タイプ
マンションリノベーション
家族構成
一人暮らし
リノベーションプラン
FULL RENOVATION
リノベーション完了時
2019年5月
リノベーション費用
1070万円
間取り
3DK → 1LDK+S
面積
62㎡

第二の人生をここから。希望を具現化してくれる強い味方との出会い

長年勤めた会社を定年退職し、余生を福岡で過ごすために帰郷したOさん。南区でマンション暮らしを始めて1年目に、突然の不幸で奥様が他界。「心の整理をして、前へ進もうと思った時に、これからどんな生き方をしようかと考えました」。残された人生を自分らしく、趣味を謳歌して、思うがままに生きてみよう。その第一歩として拠点を都心に移し、新しい“基地”を構えた。

Oさんには25年以上続けている趣味がある。カレンダーなどの紙を材料にした模型「ペーパークラフト」だ。同じ絵柄の紙を何層も貼り合わせて、浮かび上がって見えるように精巧に立体化していく模型を作ること。「地域貢献、社会貢献になればと、公民館で簡単なペーパークラフト教室を無償で開いているんです。さらにレベルアップしたい生徒さんを対象に、自宅で教室が開けないかと考えていました」。

ところが、都心に構えた物件は60㎡ほどの広さで、自宅と教室を兼ねるには少し手狭。そんなネックポイントを抱えながら、リフォーム会社を回り、4〜5社にフルリノベーションの相談を行った。正直、どこからもOさんの好奇心をくすぐるプランは出ず、“この程度のものか”と物足りなさを感じていたところ、コードスタイルだけは他社とまったく違う視点でオリジナリティ溢れる“面白さ”があったと語る。

かつての愛車、1960年代のプリンス・スカイラインのエンブレムがフレームイン。レンガ造りビンテージ空間に大ハマり。
かつての愛車、1960年代のプリンス・スカイラインのエンブレムがフレームイン。レンガ造りビンテージ空間に大ハマり。

テイストの要望に答えるだけではなく、利便性を加味した+αの提案力

住宅誌でコードスタイルの施工例を目にしていたOさん。インダストリアルな感じと、古臭いビンテージ風のテイストが自分の好みとリンク。同社のショールームへ行った際に、担当者とフィーリングが合うことも確信したという。「レンガっぽい空間にしたと言ったら、『壁紙ですか?弊社ではやりません』と一蹴。普通ならコスト削減でクロスを取り入れそうなのに、逆に断られるなんて(笑)。でも、それだけ空間づくりへのこだわりがあるんだなと感じました」と、同社の“本気度”に興味を引かれたと話す。

また、自宅でペーパークラフトの教室を開くための設計プランも決め手だった。手狭のため、ダイニングテーブルを作業台に使わないといけない状況の中、コードスタイルの担当者が「そうなった場合、教室中の食事や休憩のスペースがなくなりますよ」と、アイランドキッチンにカウンターテーブルの造作を提案。ここで3〜4人は座って寛げる。他社にはない新しいアイデアに胸が高鳴った瞬間だった。こういった気遣いと、利便性の高い提案力、そしてビンテージ好きの心をくすぐるカッコいい空間づくり。これらに感銘を受けて、Oさんはコードスタイルに全てを任せた。「うちをお願いします! とシェイクハンドしましたね」。

壁付け収納のモールディングが海外風のムードを与える。収納は整理しやすいように、サイズを細かくオーダー。
壁付け収納のモールディングが海外風のムードを与える。収納は整理しやすいように、サイズを細かくオーダー。

男心を追求した世界観。機転の効いたアプローチが、さらに空間を彩る

O邸のリノベーションテーマは、「ガレージ&バー」。車好きが集うガレージのようなディスプレーと、バーテンダーが惚れ込むカウンター空間を思い描き、とことん世界観を作り込みながらフルリノベーションに挑んだ。こだわりは随所に施され、中でも象徴的なのは、キッチンカウンターの天井に取り付けたビンテージのティンパネルだろう。アメリカのバーなどで見かけるこのティンパネルは、現地の倉庫に長年眠っていたデッドストックのもの。日本に入ってきた24枚を買い占め、照明を装着して造作した。また、壁にレンガを埋め込み、室内窓を組み合わせて“男の趣味のガレージ”を表現。さらに、リビングスペースのフローリングを一部、焼き石のタイルに切り替えているのも、コードスタイル流の演出。この一角がギャラリー的見せ場となり、Oさんの愛車「モンキー」と、超大作のペーパークラフト作品のディスプレーが一層オーラを光らせる。

トイレ・洗面台・脱衣所は、LDKのビンテージ空間と切り分けて、近代的なエッセンスを膨らませた。インディゴ染めしたフロアタイルが印象的だが、扉下の床に埋め込んだディスプレーにも注目したい。間接照明とともにOさんがコレクションするミニチュアカーを並べており、実はこの仕掛け、リビングとの段差に注意を向けるための演出というから驚き。「構造上バリアフリーにできないと聞いて私が凹んでいたところ、コードスタイルさんの機転の効いたアイデアで、お気に入りのミニチュアカーを飾ることになったんです。一気にテンションが上がりました」と笑みを浮かべるOさん。

リビングの扉には、「THE FUTURE STARTS TODAY, NOT TOMORROW(未来は明日始まるんじゃなくて、今日始まるんだ。)」という、ヨハネ・パウロ2世による格言が書かれている。この場所から改めて、Oさんの豊かな暮らしが始まる。

ビンテージのパーツを使ったリノベ空間に、45年前のHONDA「モンキー」が溶け込み、男心を刺激する。
ビンテージのパーツを使ったリノベ空間に、45年前のHONDA「モンキー」が溶け込み、男心を刺激する。
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