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1985年にヒットした『ダイアー・ストレイツ』のMoney For Nothingが流れ冒頭から期待感が膨れ上がるスパイ映画の傑作【キンクスマン】
大ヒットしたので観られた方も多いと思いますが、この映画の見どころの多さに驚かされます。
音楽・衣装・お酒など細部にわたるディテールがこれ程話題性を持った映画は見る者を飽きさせない魅力の宝庫。
名優コリン・ファース演じるハリーはロンドンのサヴィル・ロウにある高級スーツ店「キングスマン」のオーナー。『マナーが人を作るように、格好も人を作る』というセリフと共にブリティッシュスーツを着こなしたハリーのスーツは最高級生地の『ドメール』。

そして紳士の嗜みとして『酒』の存在が欠かせないスパイ映画。
ダルモアのスコッチから、樽出しのブランデーは1815年のナポレオン。
他にもワインやビールの銘柄と逸話を小出しにしながら最高級なお酒のオンパレード。
007ではウォッカマティーニを注文する時のセリフ。
「ウォッカ・マティーニを。ステアではなくシェイクで」
とジンベースではなくウォッカ&シェイクで飲むがジェームスボンド流。

その韻を踏むように、キンクスマンでは
「マティーニを。無論、ウォッカでなくジンで。」「ベルモットは入れず、ボトルを10秒間、かすめ見ながらステアで」と、ボンドを完全否定するセリフが面白い。


そう!!この映画監督は「キック・アス」や「X-MENファースト・ジェネレーション」のマシュー・ヴォーン。
スパイ映画のファンでもある監督だけに他作品のオマージュが満載に散りばめられていたり、更にアメリカへの皮肉めいた表現が満載。007に対しての対抗意識も凄すぎて作品全体にニヒルな表現が散りばめられています。それが最高に『可笑しい』くもカッコいい仕上がりになっているところが本作品の凄いところ。ノンストップのスパイアクションが楽しめる【キンクスマン】
『休日のホームシアター、傍らには好みのお酒を』そんな状況が似合うおススメの映画でした。
※個人的にはスモーキーなスコッチが好きです!!